Dトラッカーにマグホイール取り付け2010年08月16日 19時23分26秒

Dトラッカー用にNSR用のマグテックホイールを加工、取り付けしました。
ホイールはそのままでは付かないので、ディスク側を削り込み、限界まで右に寄せます。

スプロケットハブもそのままでは使用できないので新規に製作、Dトラのノーマルスプロケが使用できるようにします。



乗った感じはスポークホイールと比べスライドコントロールがしやすくなったそうです。

フレーム修整2009年12月11日 13時25分42秒

こんな事もやってます。
オートバイのフレーム修整です。
今回は中古で購入したオートバイのフレームネック部分が曲がっているようだと言う事で修整しました。
実際に修整器に乗せ、フロント回りを分解、ステアリングヘッドパイプに測定用のシャフトを取付けてみると下の写真のような結果に。

車体中心線に対してシャフトの先端で正面から見て40mm程右にずれています。
シャフト上端は中心が出ているので、ヘッドパイプがねじれているようです。

油圧シリンダを使用して修整します。
修整後
修整後0になりました。
一見綺麗な車両でしたがよく見るとタンクにはフォークで押されたへこみが、、
普通、フレームにダメージがあれば塗装にシワが出たりするもんなんですが、
今回はフレームの外観には異常はありませんでした。

オイルシール交換2009年11月25日 12時42分03秒

オートバイの修理で比較的多いのがオイル漏れの修理です。
狭い所にあるオイルシールの交換は厄介な場合があります。
先日シフトリターンスプリングを交換した車両のチェンジシャフトのオイルシールを交換する場合、ドライブスプロケットを外しても十分なスペースがありません。
十分なスペースがあればタイヤレバーなどで、こじって取り外し、ボックスレンチなどを利用して圧入すれば良いのですが、今回は非常に狭い奥まった場所にシールがあるので取り外しは特殊工具を製作して使用します。
スライドハンマーの先にJの字型のアダプターを製作、取付けてシールを外します。
取り付けはチェンジシャフトの穴がガイドになるような工具を製作してオイルシールを打ち込みます
オイルシール交換
このような工具があると安全に短時間で作業が終了します。
工具作成10分、オイルシールの脱着は1分程で終了しました。

シフトペダル、リターンスプリング2009年11月19日 10時47分14秒

先日バネ屋さんに製作を依頼していたスプリングがやっと完成して来ました。
カワサキではすでに廃盤、探せば使用可能な物もあるのでしょうが、探す労力を考えると、製作してしまった方が良いと言う事で、いつもお世話になっているバネ屋さんに製作依頼しました。
左が破損したオリジナル。
右の色の黒い方が今回製作のスプリングです。
曲げも綺麗で丁寧な仕事は流石です。
このバネが無いとチェンジペダルが中立の位置に戻りません。
古いカワサキ車にはこのスプリングが折れる事が稀にあるようですが、新品部品がもう無いので、このような部品を製作してくれる町工場の存在はありがたいです。
こんなふうに付きます。
こんなふうに取付けて使用します。

補修塗装2009年11月10日 23時16分53秒

モンキーRタンク
モンキーRのタンクの裏側の錆取り、塗装+表側のクリア再塗装です。
タンクエンブレムが廃盤のため、クリア部分のキズをペーパーでボカシてクリアだけ再塗装しました。

新品並みの艶が蘇ります。